
森のようちえん(認可外保育施設)のご案内
特定非営利活動法人かぷかぷ山のようちえんは、
2025年4月、預かり保育型/一時保育の受け入れを行う
青梅市で初となる、森のようちえんを開園しました。
青梅市の中でも、自然が色濃く残る「おそきの里山」で、
季節の変化や様々な生き物との出会い・発見を通して、
子どもたちは五感を活用しながら、自らを豊かに育てていきます。
自然とともに1日をおだやかに過ごし、おおらかに一緒に遊ぶなかまを、募集しています!
見学やご相談等、どうぞお気軽にお問い合わせください。
・東京都による「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」取得施設
・認可外保育施設の無償化対象施設(年齢、居住地によりますのでお問い合わせください)
ご利用案内
……………… 保育内容と費用について ………………
❶ 月極保育
開設日 |月〜金/9:30〜14:30
休業日 |土日祝日、春夏冬の長期休み
入園料 | 50,000円(初年度のみ)
保育料 | 40,000円~60,000円/月
● 本園は、東京都に届出を行い、国が定める基準を満たした「認可外保育施設指導監督基準を満たす旨の証明書」取得の認可外保育施設です。
● 青梅市では、事前に施設等利用給付認定(新2号または新3号認定)を受けることで無償化対象になります。詳細は下記よりご覧ください。(※青梅市外の方は、お住まいの市町村の窓口にご確認ください。)
保育時間のなかで自由に登園できます。
働き方や生活リズムに合わせた柔軟な利用が可能です。
▶︎ 青梅市の認可外保育施設等の無償化に関するご案内はこちら
❷ 一時保育
開設日 |月〜金/9:30〜14:30(お好きな時間に登降園が可能です)
登録料 | 10,000円/年(保険料として)
保育料 | 1回 3,000円
週1回 12,000円/月
週2回 20,000円/月
週3回 30,000円/月
● 定員に空きがあればご相談の上、送迎を行います。(800円/回)
送迎時間はルートにより、行き9:30/帰り15:30ごろの予定です。
一時的に保育を利用したい際に、1日からご利用いただけます。
……………… 入園・一時保育への流れ ………………
\1日見学・体験、いつでも受付中/
「活動場所はどんな感じかな?」「どんな1日を過ごしているのかな?」などなど
1日を自然の中で活動する森のようちえんを、
実際に親子で見学・体験してみませんか?
入園や一時保育をお考えで体験希望の方、かるーく見学してみたい!という方、
いつでもお待ちしております。
●見学(1時間)|無料
10:00〜11:00または13:00〜14:00のいずれかの時間でご見学いただけます。
普段の保育の様子の見学や、園についてのご案内いたします。
(対象年齢のお子様と保護者の方の見学に限ります。)
●体験(1日)|3,000円
9:30〜14:30の時間、森のようちえんでの1日をたっぷり体験いただけます。
普段の保育へのご参加の上、園についてご案内いたします。
(対象年齢のお子様と保護者の方2名の保険料、昼食費込)
……………… 保育場所 ………………
基本的に毎日を里山やなどの自然の中で活動します。
天候や季節によって、安全で過ごしやすい場所に移動することもあります。
春・秋は木漏れ日や風の心地よい森、
夏は涼しい川、冬は陽射し暖かな里山をメインに活動します。
お昼ごはんは、調理可能な場所で
自家製の味噌と野菜をつかったお味噌汁、ご飯をつくります。
▶︎ 詳細な入園案内はこちら
ようちえんの1日
9:30
集まれ〜!朝の会
みんなが集まったら、朝の会!
名前を呼ぶよ。みんな調子どう?
朝の歌をうたって、わらべうたや絵本を楽しんで
遊びたい子は先に出発してもOK!
9:45
遊ぼう!
自然の中で、どっぷり遊ぼう!
発見したり、走ったり、不思議がったり、
子どももおとなも思いっきり楽しもう!
今日はなにが見つかるかな?
11:30
おひるごはんづくり
いっぱい遊んで、おなかぺこぺこ
みんなで田んぼでつくったお米をかまどで炊いて
冬にみんなで仕込んだ味噌と畑の野菜で味噌汁づくり。
お誕生日をお祝いする日もあるよー!
14:00
遊びきったら、またあした!
その日の心に残ったことを話して
輪になって、さよならの歌をうたうよ。
たっぷり遊んで、またね〜!!
※雨天時も、無理のない範囲で外遊びを行なっています。




年齢ごとの楽しみ・異年齢での遊び
認可外保育施設「かぷかぷ山のようちえん」では、異年齢混合での活動を実施します。
さまざまな年齢のこどもが集まり、大きな家族のように育ちあっていく関係を作れたらと考えています。

0〜1歳
葉っぱの感触、森の香り、鳥の鳴き声、空の色……
ねんね、はいはい、よちよち、ベビーカーでも大丈夫。
全身で、生まれてきたこの世界と自然を感じよう!
おうちから、親子で外への一歩を踏み出してみませんか。
「五感で触れる」


0〜1歳は、いろんな感覚に出逢える時期。
それが大人になって具体的には思い出せなくても、
どこかに残って育まれるような、きっかけになるかも
ねんねで、背中で大地を感じたり、木漏れ日をみたり
おすわりで、葉に触れたり草を口によせてみたり
あんよで、足の裏で原っぱの感触を確かめたり
身体機能の発達に応じて、五感で自然を感じていく。
そんな時間を大切にしていきたいです。
ようちえん(保育)の預かりだけでなく、
育休やお休みを利用して親子で参加してくださる方もおられます。
親が見守ってくれいる、という安心感の中で、
子どもは少しずつ自分の足で踏み出していきます。
ママやパパの様子をちらりと見ながら、
気になるものにはいはいで近づいてみたり、
ちょっと年上のお友達の後ろを一緒に歩いてみたり。
はじめての自然の中での緊張を、仲間とほぐしながら
ほっとする時間になればと思います。

3歳〜
「なにがあるかな?なにをしようかな?」
きっと新しい発見が待っているよ!
畑しごと、虫さがし、川あそび。
自然の中にはドキドキワクワクがいっぱい。
体も頭も心もぜーんぶ使って思いっきり遊ぼう!
「群れになっていく」


自然の中には、生きものがいたり川や森があったり、
「これをやりなさい」という決まりはありません。
「今日はなにしようかな?」
自分で見て、感じて、考えて、ひらめいて……
虫捕りに夢中になる子、新しい道を探検したい子、
きになる生きものをじっくり観察したい子、
森のお気に入りの場所で好きな本を読みたい子、
思いっきり絵を描きたい子、
ゴロンと寝転がってのんびり過ごしたい子、
一人ひとりがやりたいことを、とことんやる。
「これがやりたい」と安心して言える
心地よく没頭できる場所にしていけたらと思います。
自然の中で遊ぶうちに、仲間から家族のような存在に。
思わず「ただいま〜」と言ってしまうような場を、
一緒に作っていきましょう。

2〜3歳
空想と現実の間を、遊びながら自由に行き来する子どもたち。
おひさまのあたたかさ、水の冷たさ、季節の匂いや音を、
豊かな言葉で表現する柔らかな発想や感性は、
五感を通して研ぎ澄まされていきます。
友だちと一緒に、新しい物語や世界との出会いを楽しもう!
「友だちへの興味、関係のはじまり」


好き嫌いがはっきりし、自我が生まれる時期。
友だちへの興味を、おとなを介し表現していた1歳から、
友だちだけで輪が生まれ、物語が始まり、
その世界の役割になりきるなど、
明らかな変化が見られます。
また子どもたちの感性は、言葉の表現を伴い始めます。
森の不思議、川の生き物、青梅の風など様々なものが
それに触れた子どもの五感を研ぎ澄ませ
「冷たいね!」「ちくちくする〜」など
おとなと言葉で共有する姿を目にするようになります。
生まれてまだ2〜3年しか経たない子どもたちとの
やりとりは驚きに満ち、儚くもあり
どう成長していくのか想像するだけでワクワクします。
たくさんの物語を、自然の中で生み出し楽しもう!

異年齢混合で遊ぶ
年齢がバラバラだから、きょうだいみたい!
おとなもこどもも、み〜んなで大家族みたいに遊ぼう!
野いちご探し、清流あそび、落ち葉プール、霜柱踏み、
家族でいろんな自然へ出かけよう、感じよう!
「憧れからはじまる」


異年齢の子どもたちは、互いに影響を受けあいます。
小さい子たちは背伸びして、大きい子を追いかけたり、
ちょっと離れて様子を見ながら同じことをしてみたり、
だんだんと恥ずかしさがとけて、混ざってみたり。
大きい子たちも、普段の生活ではなかなか触れ合わない
歳の離れた小さい子たちに興味津々。
おっかなびっくり抱っこさせてもらったり、
いっしょに遊んであげたり、
おもしろいもの見つけたよ、と持っていってあげたり。
子どもたちがのびのび遊ぶのを見ていると、
おとなも思いっきり遊びたくなってきますよ。
保護者もぜひ余裕のある範囲で
いっしょに保育に参加してもらえたらと思っています。
そうやって知って、親しんで、
わたしのこども、だけから、いろんな親子と一緒に
昔の大家族の親戚の集まりみたいになっていく関係・場面を
大事にして行きたいなと思っています。