5月2日第12歩:アズマヒキガエル/さかでぃの森のむしめがね春休み頃になると、日中は上着がいらないくらい暖かくなり、 谷戸の小川の冷たさも和らいできます。 かぷかぷっ子が大好きな水辺では、 そんな春の陽気を待ち侘びていた生き物が歌い、踊ります。 その生き物はアズマヒキガエル。 実はヒキガエルは、カエルでありながら普段は殆ど水に入るこ...
3月23日第11歩:ビロウドツリアブ/さかでぃの森のむしめがね3月になると、日差しが暖かくなり足元ではちらほら花が咲いてきます。 すると、それを待っていたかのように、動き始める虫たち。 その中の一つにビロウドツリアブという名前の虫がいます。 一般に昆虫は、頭胸腹に体が分かれています。...
3月3日第10歩:ロゼット/さかでぃの森のむしめがね夏にはあれほどワサワサと茂って緑の世界を作っていた草たち。 冬の今は、地面を覆う芝生も道端に生えているススキも茶色くなっています。 植物たちはどの様に冬を過ごしているのでしょうか。 足元に目をやると、地面に葉っぱをぺったりくっつけた草がちらほら見えます。...
1月20日第9歩:モグラ塚/さかでぃの森のむしめがねもこ、もこもこもこ 冬のいこいの家や広場、草がなくなってすっきりした地面に、小さな土の山ができています。 よく見ると、ちょっと離れた所にも。そのまた向こうにも。 誰かが土を掘って遊んだのかな? と思って地面を触ってみるのですが、カチカチで簡単には掘れそうにないことに気付きま...
2021年12月21日第8歩:バナナムシ(ツマグロオオヨコバイ)/さかでぃの森のむしめがね「あ、バナナムシ」 12月に入った森の活動で、ある子が言いました。 視線の先には、落ち葉に止まった鮮やかな黄緑色の虫がいます。 確かに、まだ熟しきっていないバナナのような色、形もそれっぽい細長い虫です。 虫には、正式名称の他に色々な俗称(あだ名)がつけられ、むしろそちらの方...
2021年12月2日第7歩:ドングリ(コナラ)/さかでぃの森のむしめがねドングリコロコロ 秋冬のお山はみんな探し物に夢中。 「何を探しているの?」と聞くと、元気に「ドングリ!」という声が帰ってきます。 ドングリは何故こうも子供達を虜にするのでしょう。 手にちょうど収まる大きさ?落ち葉に隠れている宝探し感?宝石のような色ツヤ?...
2021年10月30日第5歩:ジョロウグモ/さかでぃの森のむしめがね「秋になるとクモの巣が目立つ気がします。」 先日のかぷかぷであるお母さんから話しかけられました。 その時遊んでいた谷戸の広場にも大きなクモの巣があちらこちらに。 ちょうど晴れて陽が差していたので、反射してキラキラと光り輝いており、 余計に目立っていました。...
2021年10月16日第4歩:ホコリタケ/さかでぃの森のむしめがねぽこぽこ、にょきにょき。 雨上がりの森には地面からたくさんのキノコが生えています。 赤いキノコ、白いキノコ、茶色いキノコ、色はさまざま。 形も普通の傘の形はもちろん、まんまるや平べったいもの、糸のように細長いものも。 今回、紹介するのはそんなキノコの一つ。...
2021年9月30日第3歩:セスジスズメ/さかでぃの森のむしめがねかぷかぷで出会うと、十中八九「これなーにー!?」の声が上がる鉄板の生き物がいます。新幹線にも似た形の黒くて細長い体、左右に黄色と橙色の目玉のような模様が並び、お尻にアンテナのような突起がついている―― みんなどんな生き物を想像したでしょう。